カフェオレと私
フリークライミングは自らの手を使って岩を登るスポーツである。
そんな訳で週末にフリークライミングをした次ぎの日の朝は、
か弱い私の手の指の皮は薄くなりヒリヒリと傷む。
そんな朝はミシェルが作ってくれる熱々のカフェオレに 何だか偉くとっても苦労する。
指先がシミて痛くて熱いカップを持てないからだ。
だから私はカフェオレカップをタオルで包みこんで飲む。
あるいは机に置いて犬飲み...
そんな私に優しいソフィーはオーブン料理の時にはめるミトンを買ってきてくれた。
ちょっとカッコ悪い気がうっすらとしないコトも無くはナイけど、
こりゃ、ナカナカいけてるんじゃないの? なんて御満悦に浸っていた私。
しかしそんな私を見かねたインゴがドイツからわざわざ取り寄せてくれたのは、
デップリとして分厚い蓋付きのビールジョッキ。
それ以来、毎朝ビールジョッキでカフェオレを飲む私を見る度に
カフェオレ形式美に対するオタク的美的センスが許さないのか、
眉間に皺が寄ってしまうミシェルなのであった。
でもコカ・コーラを飲まれるよりは全然ずっとマシらしい。
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