スペインにはシエスタと呼ばれる昼寝の習慣がある。 昼の2時から5時まで(注;スペインにおいて12時は、マダマダ全然明け方午前中である。) 役所・会社・銀行・お店・などなど、かなり殆ど全ての機能が停止する。 街の人通りも少なくなる。 サスガに最近都会では、シエスタの制度は余りにも非生産的だと影を潜める傾向にあり、 ここMALAGAの街でも、デパートやスーパー、その他多くのお店が終日営業している。 都会に限って言えば日本の皆様が思ってる程シエスタは浸透していない。 しかし、暑いのだ。本当に熱いのだ。 アフリカのサハラ砂漠から飛んでくる熱砂が農作物に悪影響を与える。 そんな土地柄なのだ。 暑い。→ たるい。 → 何もする気になれない。(自然な「条理」:物事の道理・すじみち) あぁ、そんなのダメダメ。だって私は勤勉な日本人。(貪欲なまでの向上心) でも、暑いものは暑い。(揺るぎ無い真実) だから本当に暑いんだってば。→ もぉ、何やってもムダ無駄でしょ。(理にかなった因果関係) ショウガナイからお昼寝しよぉ♪(逃れるコトの出来ない「摂理」:神の意志、はからい) そんな訳で、私は、そして我が家の住民達も、 古き良き慣習であるシエスタを忠実に実行する。 スペインに暖房の設備はあっても、冷房の設備は無い。 何処かに存在してはいるのだろうけれど、滅多にお目にかかるコトが無い。 しかし日本と違って湿度が無くカラリとしているので、 日陰にさえ居れば快適に暑さはしのげる。 そして我が家における、お昼寝の究極ベストポイントは、 テラスのパラソルの下にあるサマーベットだ。 しかし限定お一人様使用なのでカナリ競争が激しい。 つまり常に家に居る奴、となれば殆ど授業に顔を見せないミシェルの一人勝ちである。 熱きラテンの血みなぎしるルカは、 マンションの共同プールにラッコちゃんマットを浮かべてお昼寝する。 アイツはきっと日陰に居ると腐ってしまうのだ。 しっかしあれだけ毎日直射日光に頭をサラしていれば、 ああゆう性格が形成されてしまうコトに、全くもって理解が容易い。 サロンのソファーもナカナカに宜しポイントなのだけれど、 難点として絶えず本やお菓子、その他何だか色々なモノが拡散していて、(←私じゃないよ。ルカだよ。) 片付けるのに大変な苦行が伴う。 誰だってこれからグ〜たらしようってチカラ入れてる時に、 そんな大仕事する気にはなれない。 そんな訳で私とソフィーは、リュックにタオルとミネラルウォーターを背負って海に行く。 ある場所に行く。 良く整備された遊歩道が海に沿って続いている。 遊歩道には均間隔で椰子の木と、それぞれに趣向を凝らしたオープンテラスのBARが設置されている。 私達は最近プリカで購入し、すっかりハマったインラインスケートで、 その遊歩道をずっとずっと左に進んで行く。 どんどん人が少なくなる。 遊歩道の終わりまで辿り付いたらスケートを脱いで奥へ奥へと歩いて行く。 大きな木がビーチに極楽な日陰を作る、お気に入りの場所がソコにある。 ココは「ある特定の人達」を除けば、殆ど人の出入りの無い穴場中の穴場なのだ。 私とソフィーは砂浜に寝転がって、心地よくウツラウツラとしながら、 手をつないで波打ち際を散歩しているカップルを眺める。 前述した「ある特定の人達」を眺める。 「やっぱマッチョ系はアレだね」 ソフィーがアクビをしながら言った。 確かに今までの統計上、クネクネと可愛らしく恋人にジャレつくのは、 筋肉ムキムキのマッチョ系に多い。 そのラブリ〜な仕草とマッチョな肉体のギャップが、何だかとってもイケテて面白い。 「あんな風に甘えられたら、男としてはタマラナイでしょ。」 「何だか青春ドラマ見てるみたいだぁねぇ。」 すっかり感心させられて、シッカリお勉強させてもらってる。 国際的なリゾート地だけあって、この近くにかなり大規模な男の人専用クラブがある。 その為なのかこのビーチ、何気に実は有名らしい。 サスガに私達も、このビーチの出入り口付近にしか足を踏み入れたコトが無いけれど、 遠目で見る限り、奥の方のビーチはかなり妖しい。って言うかすご〜く妖しい。 しっかし、どんな世界が広がっているのか、見てみたい気がしないでもない。 私の好奇心は尋常ではない。 でも怖い怖い。 誰か勇気ある方、 ちょっと探検してみませんか? そして報告して下さい。 男のコ同士なら堂々と入れるし、 一人でだって大丈夫です。平気、平気。(←ヒトゴトも〜ど全開) |
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